運動不足や肥満が原因ともされるが、ナトリウム摂取は疑問
高血圧かどうかは、どのように決まるのでしょう。
抹消血管の抵抗と、心臓の心拍数が、主な判断材料となります。
抹消血管が大きく抵抗するほど狭い血管になって、血圧の下の数値が上昇します。
心拍数が増えるほど、心臓から出る血液が増加して、血圧の上の数値が上昇します。
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運動不足や肥満、ナトリウムを多く摂取する食生活などが、引き起こす
原因となるとされています。
これらの原因の中でも、塩分のとり過ぎが日本人には多いということです。
欧米よりも日本人は多くのナトリウムをとっており、平均で1日12グラムにも達しています。
ただし、塩分が原因になる人とそうでない人がおり、一概に言える
物でもないことは把握しておかなければなりません。
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治療ガイドラインでは1日の塩分の摂取量が定められています。
6グラム未満にとどめるようにと勧めています。
そうなると、魚の塩焼きや梅干し、漬物などが好きな方は、いつのまにか
摂りすぎているかもしれません。
WHOでも同様の基準があるようです。
ですが、そもそも白人と日本人の体質は違います。
また先に述べたように、塩分と血圧の関係は一概に言えるものではなく、
カルシウムとマグネシウムのバランスが最も大切ともされます。
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他にも、果物や野菜を多く食べるようにしたり、太り過ぎに気をつけたり、
たばこを吸う方は禁煙を心がけたり、運動を適度に取り入れることが
改善に効果的です。
日本肥満学会では、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される
BMI数値が、25未満になるよう、体型維持の管理をするようにと
推奨しています。
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