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危険なダイエット
----------------------------------------------------------------------------------世の中には、数100種類ものダイエット方法がありますが、その中には全く効果が現れないもの、健康を害してしまうものもあります。
正しいダイエット方法とは、しっかりバランスの取れた食生活に加え、適度な運動をすることで、徐々に体重を減らしていくものである。
それでは、間違った危険なダイエットとはどのようなものでしょうか?
まず、「断食ダイエット」や「単品ダイエット」などのような、極端に食事制限をする方法である。
確かにすぐに体重を減らせますが、必要な栄養素を摂り入れることができず、リバウンドしやすくなります。
また、下剤や利尿剤を利用して、体内の水分を無理矢理排出するダイエットは、一時的に体重は落ちますが、決して脂肪が減ったわけではありません。
更に、過度に使用すると脱水症状になってしまい、健康に悪影響を与えます。
そのような間違ったダイエットによって、具体的には体にどのような影響が現れるのでしょう。
極端なダイエットによって、必要なカルシウムを摂取できないと、「骨粗鬆症」になってしまう危険性があります。
また、狂った食生活が続くと、食欲を管理している食欲中枢を脳がコントロールできなくなってしまいます。
すると、摂食障害になってしまい、過食や拒食などを繰り返す原因となります。
更に、婦人科系にも影響を与えてしまいます。
食生活が乱れて、必要な栄養を摂取しなくなると、卵巣がうまく機能しなくなるそうである。
そして、女性の体にとても大切な女性ホルモンの分泌量が低下してしまうのである。
その結果、生理不順や無月経、さらに無排卵といった、トラブルを起こしてしまうのである。
さらには、不妊症という深刻なトラブルの原因となることもあるのである。
このように、間違ったダイエット方法を行なうと、体にさまざまな問題を起こしてしまいます。
きれいな理想的なボディーを手に入れたいのでしたら、正しいダイエットで健康的に痩せるのが一番である。
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食事制限の失敗談(断食ダイエットは危険 )
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すぐにやせたいと思っている人の中には、食事制限をして食べる量を減らせば、体重は確実に減るはず、と考えている人は少なくないと思います。
確かに食べなければ、一時的に体重は減るかもしれません。
しかし、その方法は、体にさまざまな危険が伴います。
ある女性は、無理な食事制限をして、目標だった48kgまで体重を落とすことができたそうである。
しかし、その後、体がフラフラとして毎日だるく感じ、体調を崩して風邪をひくこともあったそうである。
この人は、体重を減らすために、カロリーのことだけ考えていたそうである。
今後は、美しく健康的にダイエットするために、栄養バランスを重視していきたいと反省しています 。
またある人も、カロリーを抑えることを一番に考え、極端な食事制限をして、結局失敗してしまいました。
この人の、ある日の食事をみてみると、朝食はコーンフレークだけで、昼食はヨーグルト、カロリーメイト、フルーツ、夜はおかずだけである。
このような食事を続けて、最初の一週間で3キロも減ったそうである。
しかし、朝食と夕食が食べられないことにストレスがたまり、結局我慢しきれずに、夕食をおもいっきり食べてしまったそうである。
そして、体重はそれ以上減ることはなく、増える一方になってしまいました。
このように、無理な食事制限をして、理想の体重になったとしても、体調を崩してしまったり、ストレスがたまってリバウンドしてしまったりと、良いことはないようですね。
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食の好みを変える
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濃い味やこってりしたものが好きな人、甘いものに目がない人、つまり高カロリーの料理が好きな人にとって、ダイエットでそれらを制限されるのは、とてもつらいころだと思います。
食べてはいけないとわかっていても、それまでの食生活で決まった味の好みは、簡単に変えることは難しいでしょう。
糖尿病治療において食事制限を行なうときは、食事の味付けや内容など2週間をめどとして、少しずつ変えていくそうである。
つまり、2週間かければ、さっぱりした味付けや油を減らした料理に、慣れることができるということである。
このような高カロリーの食べ物� �好きな人が、ダイエットを始めようとするときは、まず2週間、食事の内容を自分で見直して、あっさりした味付けで低カロリーの食事を摂るようにしましょう。
また、調理の仕方を工夫することで、常にカロリーや油を減らすように心がけましょう。
ぜひこの期間に活用してもらいたいのが、カロリーブックと食べたものを書き残す日記帳である。
食べたものを日記につけることで、自分がその日に食べたものがよくわかります。
またそれと同時に、すべてを日記に書くことで、お菓子などの間食をしたくなったときに抑える効果もあります。
カロリーブックは、いつも何気なく食べていたものが、どれほど高カロリーだったのか気づかせてくれるので、食事を見直すのに役立ちます。
少しずつ薄味に慣れること� ��、食べものの好みを変えていくことが大事である。
ほとんど味付けをしなくても、素材の味だけで充分おいしい食べ物はたくさんあります。
それらを利用して、さらに自分で食べやすいように工夫して、楽しみながらダイエットできたらいいですね。
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停滞期の過ごし方
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ダイエットを始めてから2、3週間ほど経つと、順調に減ってきた体重が、急に減らなくなってしまいます。
その時に、これが自分の限界、と勝手に思い込みダイエットをやめてしまったり、もうこれ以上は続かない、と諦めてしまったりしてはいけません。
この時期は、ダイエットの停滞期といって、ダイエットに励 んでいる人なら誰でも経験することなのである。
それまでがんばってきたように、ダイエットを続けていけば、また体重は必ず減っていきます。
もうこれ以上体重は落ちない、と考えるのは、単なるあなたの思い込みなのである。
それでは、どうして停滞期という現象が起こるのでしょうか。
ダイエットで食事制限をすると、今まで摂っていた栄養が体内に入ってこないことに身体が気づき、その変化のため栄養をあまり使わないようにします。
また同時に、摂取した栄養をいつも以上に摂り込もうとします。
停滞期とは、ある意味体が訴える危険信号といえるので、体重が減らなくなったからと、今までよりも激しいダイエットを行ってはいけません。
体重が減らない期間が2週間続けば、停滞期に入ったんだ な、と広い心で受け入れてください。
停滞期では、それまで続けてきたダイエットをそのまま行い、何も変わらずに自然にしていることが大切である。
もし、2ヶ月が経過しても減ってこないようなら、一度ここでダイエットを見直してみると良いでしょう。
ダイエットとは、順調期と停滞期を繰り返すものなので、停滞期に入っても焦らずに続けていってくださいね。
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ダイエットする動機が大切
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ダイエットをしている人の悩みは、何回挑戦しても長続きしない、途中で諦めてしまう、といったことだと思います。
いつも失敗してしまうのは、自分の意志が弱いから、と落ち込んでしま う人は多いでしょう。
そのような人は、意志が弱いから失敗してしまうのではなくて、ダイエットを始める動機が、もともとはっきりしていないのかもしれません。
どうしてやせようと思ったのか、改めて考えてみてください。
鏡に写る自分の姿が醜く見えたり、体型のことで恋人にふられてしまったり、お店で気に入ったスカートがきつくて入らなかったり、このような屈辱的な経験があったからこそ、ダイエットを始めようと思ったのではないですか?
ダイエットに挫折しそうになったときは、そのときのつらい気持ちを思い出してください。
きっとやる気が湧いてくると思いますよ。
また、初心を忘れないように、どうしてダイエットを決意したのかを、紙に書いていつも目にする場所に貼っておいても効果 的だと思います。
しかし、紙に書こうとしても、動機が書き出せないような人は、理由もなくなんとなくダイエットを始めてしまったのでしょう。
これでは、目指す目標が見つからないので、途中でやめてしまい、リバウンドして体重が逆に増えてしまう可能性があります。
これは、動機がはっきりしないから、最後まで負けない、という強い意志がもてないのである。
これでは、ダイエットを始めても長続きしないはずである。
なぜやせたいのか、というはっきりとした動機をもつことは、ダイエットの成果を挙げるのに大切なことなのである。
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薬によるダイエットの危険
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手っ� �り早く体重を落としたくて、下剤や利尿剤などを利用して、体内の老廃物を無理やり出すことで、体重を減らしている人もいます。
確かに、体内の便や尿を外へ出してしまえば、一時的には体重が落ちるかもしれません。
しかし、これは脂肪が減ったとは言えないので、決してダイエットでやせたことにはなりません。
食生活や生活習慣が変わったわけではないので、このようにしてやせたとしても、あっという間にリバウンドしてしまいます。
更に、下剤などによって腸が必要以上に刺激されて、うまく働かなくなってしまい、食事による栄養素をしっかりと吸収できなくなってしまうこともあるのである。
消化機能自体が正常に働かなくなってしまったら、健康的な体に戻すのも困難になってしまいます。
この� ��うに、下剤などを使って痩せる下剤ダイエットは、本当のダイエットとはいえません。
このような方法は、結果的に体を壊してしまうだけなので、決して行なわないようにしてください。
また、簡単にやせたいと考える人は、「痩せる薬」を利用しようとする人も多いである。
アメリカについていうと、スーパーモデルが愛用しているという「痩せる薬」が、数多く売られています。
その中には、食欲を抑えるタイプや、脂肪吸収を抑えるタイプなどがあります。
食欲を抑えるタイプは、飲み続けると副作用が現れることがあり、脂肪吸収を抑えるタイプは、激しい下痢になることが多いようである。
だから、このような薬を利用するには、医師の指示のもと服用しないと危険なのである。